エルメス    HERMES

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特徴について

1837年にパリに創業されました。鞍やハーネスなどの馬具の製作に優れ、名声を博しました。
20世紀の初めにベルト、ジャケット、バッグなど革製品の製作に取り組み始め、1920年代からは時計の革ベルトの製作も始めています。優れた美的センスを持つエルメスは、「時の守護者」として当時の一流時計ブランドと共に製品を作り続けてきました。1978年にはラ・モントル・エルメス社をスイスのビエンヌに設立して時計製作を始め、クラシカルなエレガンスが漂う時計コレクションを展開しました。以降も規模の拡大を続け、独立したマニュファクチュールとして成長を続けています。


1837年、ティエリ・エルメスによってフランスのパリに設立されたファッションブランド。

元々は馬具工房としてスタートしたが、バッグや財布などの皮革製品に事業をシフト。馬具政策で培った技術を基に、丈夫で気品あふれる高品質のアイテムを展開し、世界中に熱烈なファンを生んでいる。

1927年、自社初となる腕時計のコレクション発表を皮切りに、服飾、アクセサリー、香水などのフィールドにも進出し、デザインから製造販売まで一貫して手がけるビッグメゾンへと成長した。

1935年に発表したバッグ「サック・ア・クロア」は、モナコ王妃グレース・ケリーが愛用したことでも知られ、後に製品名を「ケリー」と改称。不朽の名作としてエルメスの代表作となっている。

1981年、9世紀の大型帆船の名を冠したレディースウォッチ「クリッパー」を発表。シンプルかつエレガントなデザインで人気を博し、フラッグシップシリーズとしてクロノグラフやダイバーズモデルも発表。ストラップにはさりげなくブランドの頭文字が配されている。

その他にも、ブランドの頭文字をベゼルに大胆にデザインした「H」や、ケリーバッグのアクセントとして印象的なパドロック(南京錠)に時計を嵌めこんだアクセサリーウォッチ「ケリー ドゥブルートゥール」など、ブランド独自のコレクションを打ち出している。

エルメス(HERMES)の歴史

1837年
馬具職人のティエリ・エルメス(36歳)により、パリのランパール通りに高級馬具のアトリエを開業します。
後にナポレオン3世帝室御用達を拝命されるまでになりました。

1880年
2代目のシャルル・エミールが現在エルメス本店のあるフォーブル・サントノーレ24番地に移転して以来、当地は世界中の憧れの場所となります。
ここでは製造、卸だけでなく、直接販売も始まりました。

1900年代には時代を見越したエルメスは事業を多角化し、3代目のエミール・モーリスは、馬車の時代は終わり、アメリカのフォードが販売を開始した自動車の時代が来る事を確信、革のバッグやベルト、財布などの製作を始めます。

1930年代エルメスは革製品にとどまらず、時計、宝飾品、フレグランス、ウェア、食器など様々な分野にも進出し、世界中に市場を展開してゆきます。

1935年
モナコ王妃グレース・ケリーが妊娠中のおなかを隠す為に所持したバッグは、アメリカの写真紙『ライフ』の表紙に登場し以来「ケリーバッグ」と呼ばれ、エルメスの顔、ともいえる代表的なアイテムになっています。
現在、最も人気があり、入手困難と言われている「バーキン」も女優ジェーン・バーキンの為にはじめ作られたバッグです。

1979年
スイスに時計会社を設立し本格的に時計分野へ進出します。

1981年
今もなお人気の『クリッパー』が登場します。

2001年
銀座に“メゾン・エルメス”オープン。

2002年
70年代に非売品として作ったデザインを踏襲した時計パプリカを発売します。

2004年
マルタン・マルジェラ引退の後任はジャンポール・ゴルチエとなる。
エルメスのバッグはすべて一人の職人により作られます。
縫製は、クウジュ・セリエという手法で、1本の糸の両端に針を通し、革に打たれた縫い目の両側から糸をクロスさせて縫っていくため、熟練と多大な手間を必要としています。

歴史年表

1928
エルメスのロゴを記した初の時計はフォブル・サント・ノーレ通り24番地で発売されました。50年以上、エルメスはスイス時計業界の有名メーカーと協力し、「時の守護者(guardians of time)」を作り出してきました。

1978
エルメスはその国際的な子会社としてラ・モントル・エルメスを設立。スイスのビエンヌの工場で製造、エルメスブティックと小売店ネットワークを通じ国際的な販売網を組織します。同年、あぶみから着想を得て、アルソーモデルを発売します。

1981
舷窓の形のベゼルにより海を連想させる、重要なモデルクリッパーを発表。

1991
ケープコッド発売。エルメスのレディース・プレタポルテのアートディレクター、マルタン・マルジェラのアイディアに基づき、1998年にはダブル・ラップ・アラウンド・ストラップを付けて発売。

1997
エルメスのイニシャルをモチーフにしたを発売。Hウォッチを発表。

1999
ラ・モントル・エルメスは広々とした工房を吸収合併。現在、従業員は100名を超えます。

2003
マニュファクチュール・ヴォシェのムーブメントを搭載した、高名な自動巻きムーブメント時計、ドレサージュモデルを発売。

2006
10月20日、エルメス・インターナショナルは2500万スイスフラン(1570万ユーロ)を投じ、ヴォシェ・マニュファクチュール・フルリエの株25%を取得。同年、エルメスはエキゾチック・レザー・ストラップ製造工房をパリからビエンヌに移転。

2011
タンシュスポンデュとケープコッド・ グランドアワーを発表。

2012
キャリバーH1837とH1912を発表。

藁を使った寄木細工文字盤.のアルソーを発表。

1912年にジャクリヌ・エルメスのために作られたエルメス初の時計から100周年を記念して、イン・ザ・ポケットを24本限定で製作。

2013
新しい女性用モデル、タンシュスポンデュを発表。クリスタルメーカーのサン・ルイによる176個限定のアトモス・クロックを発表。
アルソー・クロノ・ブリドンとドレサージュのクロノグラフを発表

企業情報

創業年=1837年

創業者=ティエリ・エルメス

創業地=フランス(パリ)

関連する製品ラインについて


参考文献や引用元

  1. 書籍、文献名(作成中)
  2. WEBサイトアドレス
  3. その他、情報源があれば

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  • 最終更新:2014-09-05 22:04:55

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